自己学習に活かす
HSKが留学に有利な理由
HSKは中国語学習者が効果的に学習効果の測定を行えるよう、初級レベルの1級から上級レベルの6級まで、各学習段階に合わせて細かく6段階に級分けされています。
そのため、まだ中国語を始めたばかりの方から、ビジネスや留学に中国語を使用したい方まで、幅広いレベルの方が無理なく挑戦できます。
※例えば、初級レベルの2級は、300語程度の語彙力が必要とされ、その学習目安は主に週に2~3回の
授業を1年間(2学期)習った程度とされており、全体の6割のスコアを取得すると合格とされています。
級別になっているため、学習者が中国語学習の過程で次の目標を立てやすく、学習意欲の喚起につながるという点が、HSKが学習効果の測定のために選ばれている理由です。実際に、中国語研修の効果測定の指標となる中国語検定として、HSKを導入する企業も増えてきています。
また、HSKの試験結果は、聞き取り・読解・記述のそれぞれの分野別にスコアで表記されるので、自分の弱点や中国語の学習効果を詳細に認識でき、効率のよい学習の手助けになります。ある級で6割の点数を取って合格したら、すぐに上の級を目指すのはハードルが高いと感じるかもしれません。HSKは、上級を目指すだけでなく、受験によって明らかにされた弱点を重点的に学習・克服し、同じ級で高スコアを狙うという活用法も可能なテストです。
HSKは、中国語以外の言語を母語とする人の中国語能力を測るために開発された、中国政府教育部(日本の文部科学省に相当)が公認する唯一の資格です。(開発は中国国家漢語国際推進事務室)
特に、HSKはコミュニケーション能力の測定を第一の目的として開発されています。現在、日本には多くの中国語学習者がいます(200万人を超えたといわれています)が、現地の中国人の方と接する機会の少ない方は「自然な表現」を身につけることはなかなか難しいといわれており、中国の方からすると、少し不自然な中国語を学んでしまっている方も多いようです。
HSKは、中国国内で中国人が問題作成を行っており、コミュニケーション能力の測定を効果的に行えるよう、実際に中国で使われる自然な会話をベースとした問題や、聞き取り問題に重点を置いた試験内容となっています。そのため、HSK受験に向けた学習は中国語会話力、コミュニケーション能力の向上の大きな手助けとなります。
現在、HSKを実施するテスト機関は、中国国内では46都市129カ所、中国国外では161カ所、59の国と地域に分布しています(2009年末時点)。数ある中国語検定の中でも、このように世界規模で実施され、広く認知されている検定はHSKだけです。
またHSKは、他の言語検定と正当に比較ができるよう、CEFという枠組みに基づいてレベル設定がされています。CEFはTOEICなど欧米各国の外国語テストに取り入れられている枠組みですので、世界のどこへ行っても自分の中国語能力を適切に評価してもらうことが可能です。
※CEF=ヨーロッパ言語共通参照枠組み:ヨーロッパにおいて、外国語教育のシラバス、カリキュラム、教科書、試験の作成時及び学習者の能力評価時に共通の基準となるもの。



