HSK筆記2級は、受験生の日常中国語の応用能力を判定するテストで、「国際漢語能力標準」の二級、「ヨーロッパ言語共通参照枠(CEF)」のA2級に相当する。HSK筆記2級の合格者は、身近な日常生活の話題について簡単で直接的な交流ができ、初級中国語の上位レベルに達している。
HSK筆記2級は、主に週に2~3回の授業を1年間(2学期)習い、300程度の常用単語と文法知識を習得している者を対象としている。
HSK筆記2級の試験内容は、合計60問。聴力(聞き取り)、読解の2分野。
試験時間は全部で約55分(受験者の個人情報の記入時間5分を含む)。
| テスト内容 | 試験問題数(個) | 時間制限(分) | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 解答用紙に個人情報を記入する時間 | 5 | ||||
| 一.聴力 (聞き取り) |
第一部分 | 短い文が各問題2回ずつ放送される。問題用紙にある絵や写真を見て、放送の内容と一致するかどうかを判断する。 | 10 | 35 | 約25 |
| 第二部分 | 短い会話が各問題2回ずつ放送される。数枚の絵や写真の中から放送内容と一致するものを選ぶ。 | 10 | |||
| 第三部分 | 2人の短い会話とその内容についての質問が放送され、3つの選択肢の中から最も相応しい答えを選ぶ。各問題2回ずつ放送される。 | 10 | |||
| 第四部分 | 2人のやや長い会話とその内容についての質問が放送され、3つの選択肢の中から最も相応しい答えを選ぶ。各問題2回ずつ放送される。 | 5 | |||
| 一.聴力の解答を解答用紙に記入する時間(予備) | 3 | ||||
| 二.読解 | 第一部分 | 複数の絵や写真の中から、各問題文の意味と一致するものを選ぶ。 | 5 | 25 | 22 |
| 第二部分 | 文中の空欄に対し、選択肢の中から適当な語句を選ぶ。 | 5 | |||
| 第三部分 | 各問題に用意された2つの文を比較して、2つの文の意味が一致するかどうかを判断する。 | 5 | |||
| 第四部分 | 20ある文の中から、関係ある文をそれぞれ結ぶ。 | 10 | |||
| 合計 | 60 | 約55 | |||
HSK筆記2級の成績証には一.聴力の得点、二.読解の得点と総得点がそれぞれ明記される。一.聴力、二.読解の配点はそれぞれ100点で、合計点は200点満点。総得点120点が合格ライン。
成績証は、合否に係わらず受験者全員(試験無効者を除く)に送付され、発送には試験後約60日程度を要する。また、試験の約1ヶ月後から、HSK公式ホームページにて成績照会を行うことが可能(受験番号と姓名の入力が必要)。
HSK筆記2級の成績は長期有効。但し、外国人留学生が、中国の大学に入学するための中国語能力証明とする場合、その有効期間は受験日から起算して2年間とする。