HSKとは? | 中国語検定:中検ならHSK【中国政府認定資格】

中国語検定:中検ならHSK

次回日程

  • 筆記
  • 06月12日(月)~ 07月12日(水)

HSKとは?

HSKの3つの特徴

特徴1中国政府公認の資格

数ある中国語検定の中でも、HSKは中国政府教育部(日本の文部科学省に相当)直属の機関である「孔子学院总部/国家汉办」が主催し、中国政府が認定する資格です。(主催団体は、中国政府教育部 孔子学院总部/国家汉办)
そのため、HSKの成績証明は、中国国内だけでなく、日本国内、そして世界中で公的証明として活用することができます。

近年、中国に現地法人を置く企業はますます増加してきており、日本在住の中国人の方も増えてきています。それに伴い、中国現地法人での勤務をはじめ、中国企業とのやり取りを行ったり、中国人顧客への応対を行ったりと、さまざまな業種・さまざまな職種で中国語能力必要とされ始めています。

HSKは、中国国内での就職・転職活動に役立つのはもちろん、中国政府公認という信頼できる中国語検定だからこそ、日本国内の企業の採用条件、昇進や中国現地法人での勤務の条件などとして選ばれています。

特徴2世界で最も受験者が多い

世界で行われている中国語の検定試験で最も受験者が多い。
全世界で875か所以上、118の国と地域で実施され、広く認知されている中国語検定はHSKだけです。
ゆえに、グローバル企業を中心にHSKの導入を検討するケースが増えてきています。

日本での受験者数の推移

特徴3世界共通基準の資格

HSKは世界のどの地域でも適切な評価を受けることができるよう、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠組み)という世界共通の基準に準拠するよう設計されています。中国語語学検定だけでなく、他の言語検定と正当に比較ができるようレベル設定がされています。

レベルは初級レベルの1級から上級レベルの6級まで6段階に分かれており、幅広い学習段階の方の中国語能力を測定することが可能です。

CEFRはTOEICなど欧米各国の外国語テストに取り入れられている枠組みですので、企業は他の言語と同一の基準で中国語能力を測定・評価できるようになっています。

HSK開発の歴史

HSKは国家汉办により開発された中国語検定で、1990年に中国国内で初めて実施され、翌1991年から、世界各国で実施されるようになりました。 当初のHSKは、主に中国への留学生のために設計されたもので、試験内容も言語知識の測定を中心とした難易度の高いものでした。

2010年、中国国外の中国語学習者にとってより役立つ中国語検定試験に改善するため、中国国内外の中国語教育、言語学、心理学、教育測量学等の専門家を集結させ、近年の国際的な第二言語習得理論(SLA:Second Language Acquisition)及びコミュニケーション言語テスト理論による新しい研究成果を参考に、「新HSK」が研究開発されました。

リニューアルされたHSKは、あらゆるレベルの学習者に対応できるよう、試験難易度の幅を広げ、各段階での学習者のニーズを満たすことを目指しました。また、単なる言語知識の測定ではなく、受験生が中国語を運用し、実際にコミュニケーションを行う能力を測定・評価することを目的としています。

現在のHSKは、中国語によるコミュニケーション能力の測定を第一の目的とした実用的な中国語検定です。そのため、中国での実際のコミュニケーションで使用する会話形式の問題や、リスニング、スピーキング能力の測定に重点をおいた試験となっています。

中国語検定とHSKの難易度や違いについて

    1. HSKと中国語検定で求められる能力の違い

HSKは、中国語を用いたコミュニケーション能力の測定に特化しており、より実用的な中国語能力が求められます。それに対し中国語検定は、中国語の正確な知識を問う問題が出題され、日本語と中国語の相互翻訳力が求められます。

      1. HSKと中国語検定、どちらを受けるべきか

HSKと中国語検定はどちらも、とても有用な試験です。受験日程や受験料などに余裕があるのであれば、どちらも受験することをおすすめします。しかし、どちらかひとつを受けるとすれば、HSKの受験をオススメします。なぜなら中国語検定に比べてHSKの方が実用性に特化した試験だからです。

HSKは中国政府が公認しており、世界中で実施されている検定試験で、問題も解答も中国語で行われます。リスニング・読解・作文で構成されている問題は、どれも実際の日常生活の中で使われるものが多く、実用性の高いものになっています。

一方、日本独自の検定試験である中国語検定は、実用性というよりも中国語の知識や相互翻訳力に重点を置いているため、問題がややマニアックになる印象があります。正確な発音を選ぶ問題や日本語に訳す問題など、受験英語を思い出させます。ただ日本人の学習者に限定した問題構成である分、日本人が苦手な部分を克服するための学習につながるでしょう。

 

        1. HSKは何級から受けるのがベストなのか

何級からでも構いません!とりあえず受けてみましょう!

もし、あなたがいま中国語学習ゼロの状態であれば、3ヶ月後の1級(いちばん低い級)に申込めばOKです。合格に向かって勉強すること、そしてその結果の「合格」をつかむという体験は、今後中国語を勉強していく自信につながります。

学習する上で客観的に自分のレベルを知ることは大切です。苦手な所を知ることで、次に何に重点を置いて学べば良いか分かりますし、次のステージへの励みにもなります。

「いつ受けようか?」「ある程度の級が受けられる程勉強してからにしよう」と考えずに目の前の低い級から先ずトライすることをお勧めします。試験があることで、モチベーションがアップし、短期間に集中して学べますし、合格を重ねていくと自信にも繋がりますね。

実際、HSK1級から100点合格を目指して3ヶ月置きに受験して、あっという間に4級まで合格している方々もいます。大人になってからの100点はことさら嬉しく、試験結果が出た日に次の試験を申し込みしたとのことでした。HSKでは得点を上げていくこともゲーム感覚で楽しめます。「検定試験だから」と構えずに、ドンドン受けてレベルを上げていくことをお勧めします。

 

 三宅 裕之

HSK・中国語検定合格&中国語発音スクール「フルーエント中国語学院」学長
シナジープラス株式会社代表取締役
20万部の書籍出版、5,000人以上の指導経験、文部科学省にて5年連続の講義実績を持つ語学とコミュニケーション力の開発プロフェッショナルトレーナー
早稲田大学商学部在学中に、中国財経大学にて中国語を学ぶ。完全にゼロからのスタートから、4ヶ月で中国語の大学入学レベル、9ヶ月で大学院入学レベルに到達。
大学卒業後、ベネッセコーポレーションにて、中国語検定開発などを行った後、株式会社ジャパンビジネスラボ代表取締役に就任。2004年より米国コロンビア大学大学院にて、多文化多言語教育を研究。
帰国後、シナジープラス株式会社を設立。「フルーエント中国語学院」「バイリンガルズ英語学院」を開校し、語学だけでなく、コミュニケーション能力そのものを上げていく指導を行う。
2011年、中国蘇州にて諧楽吉教育諮詢有限公司を設立。中国人・日本人への異文化リーダーシップ教育、日本人向け中国語教育などを展開している。
2016年よりシンガポール在住。

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