HSK筆記4級は、受験生の日常中国語の応用能力を判定するテストで、「国際漢語能力標準」の四級、「ヨーロッパ言語共通参照枠(CEF)」のB2級に相当する。 HSK筆記4級の合格者は、幅広い範囲にわたる話題について、中国語でコミュニケーションすることができ、中国語を母語とする者と流暢に話すこともできる。
HSK筆記4級は、主に週に2~4回の授業を2年間(4学期)習い、1200程度の常用単語を習得している者を対象としている。
HSK筆記4級の試験内容は、合計100問。聴力(聞き取り)、読解、書写(記述)の3分野。
試験時間は全部で約105分(受験者の個人情報の記入時間5分を含む)。
| テスト内容 | 試験問題数(個) | 時間制限(分) | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 解答用紙に個人情報を記入する時間 | 5 | ||||
| 一.聴力 (聞き取り) |
第一部分 | 1人が短い話をした後、もう1人がその話について1つの語句を言う。その語句が正しいかどうかを判断する。各問題文の放送は1回のみ。 | 10 | 45 | 約30 |
| 第二部分 | 2人の会話とその内容に関する質問が放送される。質問の答えとして正しいものを、問題用紙に書かれた4つの選択肢から選ぶ。各問題文の放送は1回のみ。 | 15 | |||
| 第三部分 | 会話あるいは短い話とそれに関する質問が放送される。質問の答えとして正しいものを、問題用紙に書かれた4つの選択肢から選ぶ。各問題文の放送は1回のみ。 | 20 | |||
| 一.聴力の解答を解答用紙に記入する時間(予備) | 5 | ||||
| 二.読解 | 第一部分 | 文中の空欄に当てはまる語句を選択肢の中から選ぶ。 | 10 | 40 | 40 |
| 第二部分 | 各問題に用意された3つの文を、文の内容に基づき正しい順に並べ替える。 | 10 | |||
| 第三部分 | 各問題文に続く質問の答えとして、正しいものを4つの選択肢の中から選ぶ。 | 20 | |||
| 三.書写 (記述) |
第一部分 | 与えられた複数の語句を用いて正しい中国語文を作る。 | 10 | 15 | 25 |
| 第二部分 | 絵や写真の内容を、与えられた1つの語句を用いて表現する。 | 5 | |||
| 合計 | 100 | 約105 | |||
HSK筆記4級の成績証には一.聴力の得点、二.読解の得点、三.書写の得点と総得点がそれぞれ明記される。一.聴力~三.書写の配点はそれぞれ100点で、合計点は300点満点。総得点180点が合格ライン。
成績証は、合否に係わらず受験者全員(試験無効者を除く)に送付され、発送には試験後約60日程度を要する。また、試験の約1ヶ月後から、HSK公式ホームページにて成績照会を行うことが可能(受験番号と姓名の入力が必要)。
HSK筆記4級の成績は長期有効。但し、外国人留学生が、中国の大学に入学するための中国語能力証明とする場合、その有効期間は受験日から起算して2年間とする。