次回日程

  • 04月21日(日)
  • 02月21日(水)~ 03月21日(木)
  • 筆記・口試
  • 全国主要4都市

受験者インタビュー

就活では自分の武器である中国語をHSKで証明。
海外での活躍を目指し、グローバル企業へ入社。

愛知県立大学外国語学部中国学科卒業。在学中に南京芸術大学(南京)へ2週間、その後、復旦大学(上海)へ1年間留学。
現在は、大手グローバルメーカーに勤務。

佐伯卓哉さん
取得スコア:HSK6級

愛知県立大学外国語学部中国学科卒業。在学中に南京芸術大学(南京)へ2週間、その後、復旦大学(上海)へ1年間留学。
現在は、大手グローバルメーカーに勤務。

中国語について
中国語能力の高い人材を求中国語を学んだきっかけはなんですか?
「英語以外の外国語を勉強してみたい」と思ったのがきっかけです。その頃、街で中国の方を見かけることが多くなったと感じたり、彼らの話している中国語の音がかっこいいと思ったり、中国語に凄く興味を持つようになりました。

そこでせっかく学ぶのであれば、日本に住んでいても触れる機会の多い、中国語を勉強してみようと決意しました。
実際に中国語を学んで何か変わりましたか?
たまたまですが、秋葉原で店員の言っていることが分からなくて困っている中国人観光客の通訳をして、とても感謝されたことがあります。私も中国語が伝わった喜びはもちろん、その中国人の方に日本に対して良いイメージを持って頂けた気がして、すごく嬉しかったです。
中国語を勉強して良かったと思いますし、これからもっと中国語を勉強していこうと思いました。
留学について
留学をするにあたってはどういうお気持ちでした?
はじめは軽い気持ちで南京に2週間の短期留学をしました。実際に留学してみると、もっと中国語を使って話したい、もっといろいろな人と知り合いたいと思うようになり、上海の復旦大学へ1年間の留学を決意しました。私と同じように学生時代に中国語を勉強していたにも関わらず、留学ができなかった父が、せっかく行く機会があるのであれば、行くべきだと背中を押してくれたこともきっかけのひとつです。
留学生活はどうでしたか?
現地に行くことで、今まで何となく学習してきた中国語が伝わり、聞き取れ、会話ができるという貴重な体験をたくさんすることができました。留学前は、中国語を使う機会が少なく、本当に「伝わる中国語」が話せているか自信が持てなかったのですが、現地で何度も使うことで、自分の中国語は伝わると思えるようになりました。自信がつくとどんどんと話せるようになり、海外の人とコミュニケーション出来る喜びを感じました。
留学中は中国人だけでなく、スウェーデン人やノルウェー人と友達となることができ、今もウェイシン(中国語版LINE)で連絡を取っています。
留学中の思い出はありますか?
留学中のクラスでは、世界各国からきた仲間たちが皆「HSK6級の取得」を目標に、中国語を勉強していました。HSKの勉強は、日本の大学でしっかりと基礎を学んでいたこともあり、スムーズにできたと思います。
それでも、「缩写(作文)」の問題は苦戦をしましたが、中国人の先生に添削をしてもらいながら何度も練習をしました。その結果、一回の受験でHSK6級を取得することができました。HSK6級取得後は、周囲の外国人から一目置かれる存在になれました(笑)。
また、大学の先生との「HSK6級を取得する」という目標も達成でき、とても嬉しく思いました。
HSKと就職活動について
就職活動をして何か感じたことはありますか?
私は、大学で学習した中国語を、せっかくなら仕事でも生かしたいと思うようになりました。また就職活動をはじめて気づいたのが、日本の企業でも中国に支社や工場を持っている企業がたくさんあり、中国語を使う仕事はたくさんあるということです。
そこでは、様々な企業が「中国語力のある人材」を必要としていると感じました。実際に企業の人事の方からも、「中国語が話せる純日本人の人材は貴重」とお伺いしました。
就職活動にHSKは役に立ちましたか?
HSKを取得していることで、面接官の方々に「中国語力のある人材」であると注目してもらうことができました。実際に、採用面接では中国語で会話をする機会もあり、自分の中国語力をアピールすることができました。いくつか内定を頂きましたが、その中でも中国をはじめ世界各国に展開し、現地に合った製品を提供していることで評価の高い、グローバルメーカーに魅力を感じ就職を決めました。
現在中国語を学んでいる人にメッセージをお願いします。
どの外国語を学ぶにしても同じことだと思いますが、やはり積み重ねしかないと思います。とにかく学習した文法や単語を、積極的に使っていくことが重要です。

実際に口に出して使ってみることで、自分のものになっていくと思います。失敗を恐れず、見かけた観光客へ話しかけてみたり、行きつけの中華料理屋を作って会話を楽しんだりと、とにかく「学んだら使う!」を実践してみてください。