次回日程

  • 10月18日(土)
  • 08月14日(木)~ 09月19日(金)
  • 筆記
  • 東京会場のみ

受験者インタビュー

「HSK7-9級」受験者インタビュー

鎮西学院高等学校(長崎県)

岡﨑優奈さん
取得スコア:HSK8級合格

鎮西学院高等学校(長崎県)

中国語との関わりを教えてください
私は中国で生まれ、小学生に上がる前までは日本の山梨県で過ごしました。その後は中国の江蘇省で小学校から中学卒業まで生活し、高校入学の前に日本へ戻ってきました。現在は長崎県諫早市にある鎮西学院高等学校に通っています。
父は上海で駐在した経験があり、中国語を勉強していたので、私も幼い頃から父に中国語を教えてもらいました。日本語と中国語を同時に身につける環境で育ったため、家庭では家族と日本語と中国語を混ぜて自然に会話するのが普通でした。このような環境のおかげで、二つの言語を切り替えながら生活する力が身についたと思います。
中国語の学習方法を教えてください
日本に戻ってからは学校生活が忙しく、特別に中国語の勉強時間を確保していたわけではありませんが、できる限り中国語に触れるようにしてきました。今回の試験を受けると決めてからは、中国にいる友達から中国語の文章や小説を紹介してもらい、単語を覚えたり、読解やスピーキングの練習をしました。また、中国人が日本語を学ぶためのテキストを使い、日本語から中国語に自分で翻訳して、正しい答えと比較する練習を繰り返しました。さらにHSK6級のテキストも活用し、語彙や出題傾向をつかみました。
7-9級受験の感想を教えてください
私は中学時代に中国でHSK6級を受験した経験があり、その後さらに上の級にも挑戦してみたいと思い、今回7-9級の受験を決めました。試験は全体的に難しかったですが、中でも一番大変だったのは口頭で翻訳する問題です。配分された時間が短く、メモも取れないため、頭の中で素早く整理して答える必要があり、とても緊張しました。受験後は「7級ぐらいかな」と思っていたので、8級に合格できていたと知ったときは本当にうれしかったです。
今回の試験を通じて学んだことはありますか
今回の受験を通して、自分の中国語力の強みと弱点がよく分かりました。特に、会話や翻訳など瞬発力が必要な場面では、普段からもう少し声に出して練習する必要があると感じました。一方で、読解や語彙はこれまでの学習が活かされていると実感でき、自信になりました。
今後の進路を教えてください
今後は中国語と英語を活かして大学進学を目指しています。大学では交換留学の制度を利用して中国の大学に留学したいと考えています。さらに、大学卒業後は中国やヨーロッパの大学院への進学も視野に入れています。今回の受験で得られた経験を活かし、次は9級取得を目指して勉強を続けていきたいです。