ホーム企業インタビューデジタルハーツ上海企業インタビュー 日本へ進出する中国ローカル企業との取引で事業拡大 デジタルハーツ上海 デジタルハーツ上海 ・董事長 総経理 小川哲夫様 ・業務総監 前山貴基様 インタビュアー 株式会社フェローシップ代表取締役 小山剛生 フェローシップは、企業の求人を単にご案内するだけの派遣会社・紹介会社ではありません。 “がんばる人の成長”にスポットを当てて、あらゆる角度からサポートする会社です。 そのせいでしょうか。私たちに求人をご依頼いただく企業の大部分は、 「仕事の幅を広げたい!」「成長したい!」方々を大歓迎してくださっています。 さまざまな企業が、皆様の意欲を待っています。 本日は、デジタルハーツ上海(以下デジタルハーツ)の小川様、前山様にお話をうかがいました。 お二人の簡単なプロフィールを教えてください。 小川様(左):1969年生まれ、大学卒業後、大手通信会社に就職し、1994年に会社派遣で北京外国語大学へ語学留学、その後は北京及び上海の現地法人立上げと総経理就任、データセンター設立に従事しました。大手音楽配信会社を経て、2016年からデジタルハーツ上海の総経理就任、2021年より董事長を務めています。 前山様(右):1987年生まれ、大学卒業後、デザインを学びデジタルハーツに就職しました。日本ではクライアントである複数の大手ゲーム会社にて常駐部隊の総責任者を経験し、2019年から上海へ出向。上海では業務部門全体の統括を務めています。 中国進出から現在の成功までの流れを教えてください。 小川様:2016年、Sony Interactive Entertainment様が推進し中国のゲーム会社を支援する「China Hero Project」が立ち上がり、弊社がQA(Quality Assurance)やUX(User Experience)を担当する品質管理パートナーに選ばれたことで中国に進出しました。 しかし、最初の2年間は苦戦をしました。日本企業とのビジネスだけではなかなか成長が見込めなかったのです。そこで3年目から大きく戦略を変え、中国のローカル企業に対してビジネスを仕掛けることにしました。主として中国のゲーム会社が日本へ進出する際のローカライズ事業を行うことにしたのです。中国で日本語翻訳経験者の採用を強化し、現地のマーケットを切り開いていきました。営業とバックオフィス(翻訳チーム、デバックチーム)を強化することで、3年目以降は成長軌道に乗り始めました。社員も当初の5名から70名程度に増えました。そして現在は顧客の8割が中国のローカル企業となっています。 私も長く中国現地法人で仕事をしていますが、中国のマーケットからこれだけ仕事をいただいているのは初めてです。これを日本で言うと、中国は市場が大きいから取れて当たり前だと勘違いする人が多いです。(笑) 御社の強みはなんですか? 前山様:弊社のグループ会社内で日本進出にかかわる全てのサービスを提供できるというところです。例えば、中国のゲーム会社が日本進出する場合、当社では先ずそのゲームタイトルについて日本のゲーマーに調査するユーザテストを行います。進出を決定した場合、翻訳や多端末検証、日本語音声収録、広告、カスタマーサービスなど、一連のサービスをデジタルハーツグループ各社が一丸となってワンストップサービスを提供することができます。特に翻訳はゲームやアニメ、コミックに精通した当社在籍の翻訳者が翻訳・校正し、最後には日本においてネイティブチェックを実施します。 英語であれば米国、韓国であれば韓国の拠点で最終チェックされ、この品質へのこだわりがお客様から支持される一つの要素となっています。そこが中国のゲーム会社とマッチして、現在日本に進出している中国のゲーム会社の半分近くは何かしら関与させていただいています。なので、中国のゲーム会社からは口コミで問い合わせがくることも多いです。 現在募集しているポジションはありますか? 小川様:現在は中国語⇔日本語の翻訳者を優先的に募集しています。社内では中国語は使いませんが、対外的には中国語を使いますし、メインの仕事が翻訳になっているので、特に中国語が堪能で翻訳経験ある日本籍の方は優遇しています。その他の職種としてはQAテスターや営業スタッフです。また、共通してACG文化が好きな方に来てもらいたいですね。 求める人物像の共通事項はありますか? 前山様:やはりゲームが好きなことが一番大事です。ゲーム好きな社員は仕事が続きますし、仕事を楽しくやっている印象です。時々、日本の有名企業からの依頼もありますが、そういうときもしっかりと責任を持って楽しみながら仕事をしてくれています。また、今後発売されるゲームに携わっているということが本人たちの自己満足感にも繋がります。お客さまのご厚意でプロジェクトに参加したメンバーが最後のエンドロールに載ることもあるのですが、そういうのは一生残るので、社員たちはとても喜んでいます。(笑) 最後にHSKを受験される方に一言お願いします。 小川様:HSKはご自身の中国語の語学力をチェックする良いバロメーターになると思います。ご自身の自己研鑽・自己啓発とかに役立ちますし、就職や駐在にも有利に働くことがあると思います。また、定期的に受ける事になって客観的に実力を知ることができ目標にもなります。弊社も目標管理シートにHSKについての項目を入れており、ボーナスと直結するようにしています(笑)また、HSKで定期的にご自身の語学力をチェックし向上していくことは、採用する会社側からみてとても前向きかつ自己啓発力ある優秀な方ととらえられます。現在はコロナ禍ですが、来たる時に備えて継続して語学力を磨き、何らかの形で中国ビジネスに携われることをお祈りしています。 一般社団法人日本青少年育成協会/HSK日本実施委員会の会員である株式会社フェローシップが運営する、中国語人材に特化した求人サイトです。 中国語を活かした就職に、ぜひご活用ください。 中国語求人サイトTENJeeはこちら 企業・公共機関 アライドアーキテクツ株式会社 旭化成(中国)投資有限公司 FreakOut China, Co., Ltd. Inagora株式会社 TOMATEC株式会社 / 多瑪得(上海)精細化工有限公司 Onedot株式会社 株式会社I-ne デジタルハーツ上海 ビーワイディージャパン株式会社 SPORVA株式会社(中国名:世堡体育信息咨询(上海)有限公司) 株式会社J-GUIDE Marketing Trip.com・ジャパン株式会社 DiDiフードジャパン株式会社 オウガ・ジャパン株式会社 「ANA 全日本空輸株式会社」 「日揮株式会社」 「オリンパス株式会社」 「実用中国語学院」 「静岡県警察」 「明徳義塾高等学校(高知県)」 受験者インタビュー 本田大貴さん 池田 雄一郎さん 保科潤さん 望月 秀一さん 田中 浩暢さん 鳥海 光彦さん 宮澤 沙央梨さん 吉田 樹生さん 高森 洪輝さん 吉田 遼路さん 工藤 優佑さん 金 克典さん 梅澤 一博さん 加藤 学さん 成田 早恵さん 石野田 港さん 佐伯卓哉さん 藤原さんと志水さん 北崎敦士さん