次回日程

  • 06月22日(土)
  • 04月22日(月)~ 05月27日(月)
  • 筆記
  • 全国主要12都市

企業インタビュー

200兆円マーケットの中国ECビジネスに挑む、日本発のベンチャー!
Inagora株式会社

Inagora株式会社
人事部 田村千晴様
プラットフォーム事業部
魏(ウェイ)小宇様
インタビュアー 株式会社フェローシップ代表取締役 小山剛生
フェローシップは、企業の求人を単にご案内するだけの派遣会社・紹介会社ではありません。
“がんばる人の成長”にスポットを当てて、あらゆる角度からサポートする会社です。
そのせいでしょうか。私たちに求人をご依頼いただく企業の大部分は、 「仕事の幅を広げたい!」「成長したい!」方々を大歓迎してくださっています。 さまざまな企業が、皆様の意欲を待っています。



本日は、Inagora株式会社(以下Inagora)の田村様とウェイ様にお話しをうかがいました。
簡単なプロフィールを教えていただけますか?
田村様(写真): 2009年に大学卒業してから12年間人事領域で仕事をしています。5年間人事アウトソーシング分野で採用支援をした後企業人事分野に移り、ベンチャーで現在3社目です。企業人事で人事全般を行うようになってからは採用のみならず、労務や研修、評価制度の設計構築等も行っています。
ウェイ様: 2014年に社会人になり、最初は中国で5年ほど小売の仕事に携わり、建設開発の仕事も行いました。日本に行きたいという思いから2019年に来日。1年半ほどマーケティングの仕事をした後、昨年の8月にInagoraに転職、プラットフォーム事業部の営業事務として数字分析や中国側とのコミュニケーションを行っています。
Inagoraについて教えてください。
田村様: Inagoraは日本のメーカー・商品の中国国内での展開をワンストップでサポートする越境EC事業を行っています。社員は日本に80名(内40名は中国人)、中国に200名ほど。Inagora Japanが日本で良いモノを仕入れて中国に運搬する業務を行い、Inagora Chinaが中国国内での販売とマーケティングを担っています。その他、自社越境ECアプリ「豌豆公主(ワンドウ)」の運営や中国国内でのブランドインキュベーションも行っていて、独自のプラットフォームを持ち一気通貫でモノを売るという、他にあまりみないビジネススタイルが売りです!
 取扱製品は大手の有名なブランド品から、中国での認知度が低いモノまで。中国人が興味を持ちそうなものを仕入れています。ドラッグストアで売っているようなパーソナルケアの商品や、食品・お菓子などが割合としては多いですね。自社ECアプリの他にもAlibabaやRed book等のECサイトに自社旗艦店を出店し、製品を販売しています。
コロナによる影響はございましたか?
田村様: コロナで競合が減る中、Inagoraはその影響をあまり受けておらず、むしろメインである越境EC事業に対しては好機になっていると言えます。日本国内のインバウンド事業が縮小しており中国進出や海外マーケティングに関する企業からの相談が最近増加しています。
市場環境と今後のビジョンをお聞かせください。
田村様: 中国ではスマホでのECが流行っていて、その市場は200兆にも上るといわれています。その中でも越境ECの市場は年々拡大していて、2022年には約5兆円に成長する見込みです。中国は物を真似するのが上手なので、日本の製品はいかにオリジナル性を保つか、ECプラットフォームでアピールするかが重要になってきます。
また、中国のマーケットは非常にスピード感があり、常に先を予想して戦略を立てることが大事です。Inagoraは、今年3月からTIKTOKプロジェクトが開始したにもかかわらず、既に数億円を超える売上成果を出しています。これはTIKTOKを越境プラットフォームとして活用している企業の中で1番大きい売上を出していて、今後もここに注力していく予定です。
 市場規模は去年だとRed bookやTIKTOKがそれぞれ数兆円でした。しかし今年はそれが10倍以上になるといわれています。これは日本では考えられない規模で、Inagora Japanが日本を代表してこのマーケットで日本製品を売っていきたい、新しいECプラットフォームでの市場をどんどん開拓していきたいと思いますね。
 中長期的には中国のみならず、東南アジア全般への進出を計画していて、昨年10月には東南アジア最大級のECプラットフォーム「Lazada(ラザダ)」との業務提携を開始しています。
社内の雰囲気、文化などお聞かせください。
ウェイ様: 中国人がオーナーなので、中国人に対して親しい日本人が多く、中国人としては居心地がいいです。中国人と日本人が半々なので中国語が飛び交うのが当たり前なのですが、社内の公用語は日本語で、中国人の日本語レベルは総じて高いです。また、日本人の2割は中国語を喋れます。文化の違いがあるのはみんな認識しているので、みんな自分の考えをはっきりと言います。発言して気まずくなることはなく、思ったことはどんどん言うフラットな社風ですね。
 また、すごくスピード感がある会社だと思います。中国市場の流行をとらえてどんどん挑戦していっている、チャレンジ精神のある会社ですね。日本の企業と比べてこの点はすごく良いなと感じます。中国で働いていた時に比べて、中国ビジネスのスピード感はさらに速くなっていると思います。今日言って明日やる、という世界ですね。
 日本人の社員が中国人の社員から学んでほしいことでいうと、やはり仕事のスピード感です。逆で言うと、中国人は勘で動いてしまう節があるので、日本人の理論的な思考を取り入れられればと思いますね(笑)
求めるHSKレベル、求める人物像について教えてください。
田村様: 現在新卒の日本人は中国語を喋れる方しか採用しておらず、HSK6級レベルを求めています。中途採用は何かしらの専門性があれば、高いレベルの中国語は求めない方針です。
 求める人物像としてはオーナーシップ・フォロワーシップ・コミュニケーション能力のある人で、特にオーナーシップに関しては、主体的に、言われた以上に動き、中国ビジネススピードについていける人が良いです。ベンチャーなので自ら行動する、向上心がある人材が欲しいと人事としては思います。
また、Inagora は成果に応じて評価される人事制度で、ミドル人材として入社し、マネージャークラスまで成長し年収が倍になった方も実際にいます。
現在募集中の職種やポジションをお聞かせください。
田村様: 現在はBrand Marketing Directorと経営企画の2職種、第2新卒は総合職として積極的に募集中です!
社内での中国語使用についてお聞かせください。
田村様: バックオフィス以外のプラットフォーム・ブランドインキュベーション事業では基本的に中国語が使用されています。もともと中国語を勉強しており入社した方で中国語が上達したという声もありますね。中国本社へは出張などで行く機会があります。
最後に、HSK受験者の皆さまに向けて一言ください!
田村様: HSKの高級取得は中国語・中国文化に高いレベルで精通していることを意味するので、採用後のアサイン範囲が広がるといった面で有利になると言えます。HSK受験者は中国に興味があったり、留学経験があったりと、Inagoraの社風との親和性が高いことが多いと感じます。
 Inagoraは他社とは違い、ワンストップでECを行っているため、EC業界のほとんどの業務を体験することができます。また、取り扱っているメーカーや商品は非常に幅広く、小売流通業界で中国を相手にしている非常にユニークな会社です。日本と中国をまたぐ経験を積めるという点で、自社の環境はとても良いと思うので、ぜひ今までの経験やオーナーシップ等のキャラクターをアピールして、Inagora Japanを受けてもらいたいと思います!
一般社団法人日本青少年育成協会/HSK日本実施委員会の会員である株式会社フェローシップが運営する、中国語人材に特化した求人サイトです。 中国語を活かした就職に、ぜひご活用ください。