ホーム企業インタビューSPORVA株式会社(中国名:世堡体育信息咨询(上海)有限公司)企業インタビュー 中国の子供たちにサッカーを通じての成長を伝えたい!そして中国でのスポーツの価値を変えるために、上海で起業しました! SPORVA株式会社(中国名:世堡体育信息咨询(上海)有限公司) 副総経理 千葉康博様 グループリーダー 石田隼也様 インタビュアー 株式会社フェローシップ代表取締役 小山剛生 フェローシップは、企業の求人を単にご案内するだけの派遣会社・紹介会社ではありません。 “がんばる人の成長”にスポットを当てて、あらゆる角度からサポートする会社です。 そのせいでしょうか。私たちに求人をご依頼いただく企業の大部分は、 「仕事の幅を広げたい!」「成長したい!」方々を大歓迎してくださっています。 さまざまな企業が、皆様の意欲を待っています。 本日は、SPORVA株式会(以下SPORVA)様にお話しをうかがいました。 お二人の簡単なプロフィールを教えてください。 千葉様(右):幼稚園から大学までサッカーをやっていました。新卒では商社で働いていたのですが2009年に離職。当時上海で日本人向けにサッカー教室を運営していた兄が同じタイミングで独立するので、2人で2010年に、日本人の子供向けではなく中国人の子供向けのサッカー教室「SPORVA」を設立しました。大学時代に中国語を勉強しており、幼少期に中国に住んでいた経験もあり、上海で勝負しようと決断しました、設立時は24歳、若さと勢いでスタートを切った感じでしたね(笑)。 石田様(左):大学卒業後、サッカーに関する職業に就きたいなと思っていました。上海に住んでいた親友の繋がりでSPORVAを紹介してもらい、2016年3月に新卒入社、上海に来ました。当時は、中国語はまったくできない、HSKの存在も知らず、必死に勉強しました(笑)。現在は、現場にたって中国人の子供たちにサッカーを教えています。今はコロナの影響で行けないのですが、毎年の日本合宿の企画などもやっています。 SPORVAはどんな会社ですか? 石田様:幼稚園生から小学校6年生の中国人の子供向けのサッカー教室です。社員約20名のうち、2名はカスタマーサービスのスタッフで、あとは全員コーチです。日本人は3人のみで、その他の中国人スタッフは日本語を話せないので、社内の公用語は中国語です。また、子供たちにも中国語でサッカーを教えているので、採用基準ではないですけど、入社半年以内のHSK5級取得は必須です。社員はみんなサッカーも子供たちも好きですし、サッカーの可能性や魅力を子供たちに教えています。会社の雰囲気は明るくて社員同士のコミュニケーションも多いです。 会社のミッションやビジョンは何ですか? 千葉様:弊社のミッションは「スポーツの社会的価値を引き上げる」、そのためのビジョンは「中国のスポーツ環境を変えていく」です。日本は数多くのスポーツ文化が根付いますが、中国は勉学を一生懸命すればいい仕事につけると考える保護者が多く、勉強しなさいといった教育をします。なので、子供たちが外で活動する、スポーツを通して成長するということがまだ普及していません。我々スタッフ全員は、スポーツを通してこそ学べることがある、そしてスポーツの価値を引き上げスポーツに携わる仕事も魅力的だということを伝えていきたいです。 他社にない強みはなんですか? 千葉様:日本人が中国人向けに日本式サッカーを中国語で教えている点だと思います。他のサッカー教室は強い国の外国人をコーチに採用することもありますが、中国語が話せず通訳を挟む場合が多い。形だけになってしまって子供たちに伝わらない。一方弊社は、日本人コーチも中国語で教えているので差別化が図れていると思います。 石田様:日本式のサッカーを教えるのは難しいです。中国は文化的に「個」が強く、そして「個のスポーツ」が強い。子供たちもアイコンタクトなど言葉を使わないコミュニケーションが苦手です。また、勝利・結果主義なので、試合に負けると「もうやりたくない!」となる。そういうことが起きないように、弊社のサッカー大会は内部で完結させ、負けても学ぶものがあるということを伝えています。 日本人と中国人の子供たちに違いはありますか? 千葉様:あります。日本人の子供たちは空気を読む力が高く、結果だけでなく頑張る過程も大事にします。一方、中国人の子供たちは個が強く、そして合理的で身になるものであればなんでも頑張り吸収する姿勢です。また、非常にクレバーで時に我々コーチが悩まされるくらい鋭い質問もあります。正直、日本と中国の子供たちと並べてぱっとみたとき、将来組織のトップに立つのはどっちかなって思うと、中国人の子供に敵わないなって思います。これは我々の域を超えての話ですが、中国にいるからこそ日本の教育に対して少し危機感を感じます。 半年でHSK5級取得! その勉強方法は? 石田様:午前中は語学学校、午後は仕事、退社後は模擬試験の問題集をみて傾向と対策を考えながら自主勉強しました。喋ることに関しては、日本語を勉強している中国人の友達を見つけて一緒にカフェなどで会話しながら、教えてもらいながら教えつつという学習方法で頑張りました。日本人なので、漢字の意味はわかるし、文章も読めたので、主にリスニングの勉強に重点を置いていました。テレビはニュース番組を家に帰ってからつけっぱなしで聞いたり、中国語のラジオを通勤中に聞いたりしていましたね。 御社に就職したいという方々、HSK勉強中の方々にメッセージをお願いします。 石田様:日本人に向けてですが、HSK5級とってこいよ、というそこがスタートなので。あとは中国に限らずアジアのスポーツ環境ってまだまだ発展途上。一緒に変えていきたいという志を持って頑張ろう、と伝えたいです。 千葉様:熱意をもって働いてもらいたいというのは根底にありますが、熱い思いを伝えられるかも大事と思います。中国で勝負するのであれば中国語が使えないとだめです。HSKという世界共通の資格を持つことにより、熱意だけでなくやるべきことをやっているという示しにもなります。何歳でも学ぶ意識があれば習得できます。ぜひ中国語を勉強して上海で共に働きましょう! 企業・公共機関 アライドアーキテクツ株式会社 旭化成(中国)投資有限公司 FreakOut China, Co., Ltd. Inagora株式会社 TOMATEC株式会社 / 多瑪得(上海)精細化工有限公司 Onedot株式会社 株式会社I-ne デジタルハーツ上海 ビーワイディージャパン株式会社 SPORVA株式会社(中国名:世堡体育信息咨询(上海)有限公司) 株式会社J-GUIDE Marketing Trip.com・ジャパン株式会社 DiDiフードジャパン株式会社 オウガ・ジャパン株式会社 「ANA 全日本空輸株式会社」 「日揮株式会社」 「オリンパス株式会社」 「実用中国語学院」 「静岡県警察」 「明徳義塾高等学校(高知県)」 受験者インタビュー 本田大貴さん 池田 雄一郎さん 保科潤さん 望月 秀一さん 田中 浩暢さん 鳥海 光彦さん 宮澤 沙央梨さん 吉田 樹生さん 高森 洪輝さん 吉田 遼路さん 工藤 優佑さん 金 克典さん 梅澤 一博さん 加藤 学さん 成田 早恵さん 石野田 港さん 佐伯卓哉さん 藤原さんと志水さん 北崎敦士さん